『鍼灸資生経』には,水分・気海への施灸により,「水腫を能く消す」とあります。
【原文】
有老婦人患反胃。飲食至晩即吐出。見其気繞臍而転。予②為点水分気海并夹臍辺両穴③。既帰,只灸水分気海即愈。神效。(王執中『鍼灸資生経』)
【注釈】
①反胃:胃反,翻胃ともいう。食物を食後一定時間後に吐出すること。生ものや冷たい物の食べ過ぎ,異常な飢餓や飽食,または命門の火の衰え・脾胃虚冷による。
②予:王執中を指す。
③夹臍辺両穴:肓兪または天枢穴を指す。
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