本日は『鍼灸資生経』から「脚腫」の医案をご紹介いたします。
火鍼によって治療しています。
執中母氏常久病。夏中脚忽腫。旧伝夏不理足。不敢著①艾。謾②以針置火中令熱。于三里穴刺之。微見血。凡数次。其腫如失去。執中素患脚腫。見此奇效。亦以火針刺之。翌日,腫亦消。何其速也。後亦常灸之。凡治脚腫。当先三里而後陽蹻③等穴可也。(王執中『鍼灸資生経』)
①著:着。
②謾:「漫」に通じ,広範囲である,幅広いこと。
③陽蹻:経外奇穴。足背部にあり,外果下縁の前1寸の陥凹部。
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