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鍼灸臨床医案の紹介【娠症1】

鍼灸臨床医案

【娠症1】

本日は『名医類案』から「娠症」の医案をご紹介いたします。

妊娠期には脾経が大切であることが解ります。

【原文】

徐文伯从宋後廃帝出楽游苑門,逢一婦人有娠。帝以善診,診之曰:此腹是女也。問 文伯,曰:腹有両子,一男一女,男左辺青黒,形小于女。帝性急,便欲剖視,文伯惻然曰:若刀斧恐其变異,請針之立堕,便瀉足太陰(脾,隠白穴),補手陽明(大腸,合谷穴),腹便応針而落,両児相続出,果如其言。(可見堕胎之症,以脾為主,則知安胎之法,亦以脾為主。)(江瓘『名医類案』)

【注釈】

①徐文伯:南齊の人物。医術に精通していた。

②廃帝:帝位を奪われた天子。

③惻然:悲しみ心を痛めるさま。

④足太陰:

⑤手陽明:

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