11月最初の医案は,『名医類案』から「臍風」をご紹介したします。
「臍風」とは,風搐,四六風,七日風,七日口噤ともいい,新生児破傷風のことです。
枢密②孫公抃,生子数日,患臍風,已不救,家人乃盛以盘合,将送諸江。道遇老媪曰,児可活。即与倶帰③,以艾灸臍下,即活。『青箱記』(江瓘『名医類案』)
②枢密:枢密使,すなわち軍機大臣。
③倶帰:一同帰ってくる。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
名前 ※
メール ※
サイト
Δ