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鍼灸臨床医案【胎毒発丹3】

本日も『保嬰撮要』から「胎毒発丹」の医案になります。

【胎毒発丹3】

一小児患之赤暈走彻遍身,難以悉砭,令人吮四肢胸背数処,使毒血各凝聚而砭之,先用活命飲,米酒調二服,又以金銀花,甘草節為末,用人乳汁調服漸愈。月余後,両足皆腫,仍砭之,服前薬而痊。数日後,両足復赤,或用犀角解毒丸之類,致乳食不進,肚腹膨脹,此復傷脾胃而然也,敷神功散,服補中益気湯加茯苓而痊。(薛鎧『保嬰撮要』)

【注釈】

①赤暈:丹毒により囲まれた紅暈。

②悉:ことごとく,すべて。

③吮:口で吸う。

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