本日で「疔」の医案は最終となります。
本日も薛鎧の『保嬰撮要』記載の医案です。
【疔5】
毗陵金文冶子,将周歳,唇上患疔,余用活命飲,母子并服,更欲隔蒜灸,彼不从,見腫勢益盛,勉灸①数壮,余誡②以多灸為佳,又為人所阻而止,頭面益腫,乃復灸五十余壮,腫勢漸消。時与乳母服活命飲,瘡出黄水,翌日,潰而得生。(薛鎧『保嬰撮要』)
【注釈】
①勉灸:無理矢理施灸する。
②誡:戒める,警告する。
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