本日も引き続き「目盲」の医案をご紹介したします。
倪新溪母陶氏,哭子喪,失明已十一年。忽一人踵門①曰∶吾能療瞽。時其孫上成均,宗党会饯②倶在。其人曰∶諸君但少留此視之。発囊出針,針其目両眦,目頓能見物,撫其孫頂曰∶吾久不睹,汝今成人矣。新溪德之,手百金謝,其人不受而去,衆以為神。(魏之琇『続名医類案』)
①踵門:人の家に到る。
②宗党会饯:宗族(同一父系の親族および家族の集団)が,旅立つ人を酒宴を設けて見送る。
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