本日は「舌腫痛」の医案です。
火鍼によって治療しています。
南隣朱老翁,年六十余歳,身熱数日不已,舌根腫起,和舌尖亦腫,腫至満口,比元舌大二倍。一外科以燔針①刺其舌下両旁廉泉穴,病勢転凶,将至顚巇。戴人曰∶血実者宜决之。以䤵針磨令鋒極尖,軽砭之,日砭八,九次,血出約一,二醆,如此者三次,漸而血少痛減腫消。夫舌者,心之外候也。心主血,故血出則愈。又曰∶諸痛痒瘡瘍,皆属心火。燔針艾火,是何義也?(張子和『儒門事親』)
①燔針:火針。
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