本日は 竇材『扁鵲心書』 の医案からです。関元への500壮の施灸は大変そうです。
一人病咳嗽,盗汗①,発熱,困倦,減食,四肢逆冷,六脉弦緊,乃腎気虚也。先灸関元五百壮,服保命延寿丹②二十丸,鐘乳粉二銭。間日,服金液丹百丸,一月全安。(竇材『扁鵲心書』)
①盗汗:寝汗。睡眠時に汗をかき,目覚めると止まるもの。多くは虚労証に属し,特に陰虚者に多くみられる。
②保命延寿丹:硫黄・明雄黄・辰砂・赤石脂・紫石英・陽起石から構成される。
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