本日も『 扁鵲心書 』からの出典です。今回も500壮の施灸です。
有一人暑月①飲食冷物②,傷肺気,致咳嗽胸膈不利,先服金液丹百粒,泄去一行,痛減三分,又服五膈散③而安。但覚常発④,後五年復大発,灸中府穴五百壮,方有極臭下気難聞,自後永不再発。(竇材『扁鵲心書』)
①暑月:盛夏(7,8月)を指す。
②冷物:生もの,冷たい食物。
③五膈散:五膈寛中散(『太平恵民和剤局方』)。白豆蔲・炙甘草・木香・姜厚朴・香附・砂仁・丁香・青皮・陳皮から構成される。
④常発:しばしば再発する。
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