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鍼灸臨床医案 【眩暈2】

 前回に引き続き,華佗のカルテです。

 刺血絡療法が行われています。赤い血が出るまで刺絡を行なうというのがポイントでしょうか?

【眩暈2】

有人苦頭眩,頭不得挙,目不得視,積時年許。先生視之,使解衣倒懸,令頭去地一,二寸,濡布拭身体,令周匝,候視諸脉尽出五色。乃令弟子数人,以鉞刀脉,五色血尽,視赤血出乃下。以膏摩 ,被覆,汗出周匝,飲以蒂藶犬血散之立愈。此即逆治之法也。(孫思邈注)

『華佗神方』より (陳寿『三国志』魏書・方技伝)

【注釈】

①頭不得挙:頭を上げることができない。伸展障害。

②積時年:1年あまり。「積」とは累計。

③使:派遣する。

④悉:ことごとく。

⑤去地:地面から去ること,地面からの距離。

⑥濡布:湿布。

⑦周匝:一身。

⑧鉞刀:䤵鍼。『霊樞』九針十二原に記載がある。

⑨决:障害物を取り除くこと。

⑩膏摩,被覆:薬膏であん摩し,綿で覆う。

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