原因不明の病気は鬼(霊的なもの)の仕業と考えられていたのですね。
一婦人病虚労,直気将脱,為鬼所着,余①用大艾火②灸関元,彼難忍痛,乃令服睡聖散③三銭,復灸至一百五十壮而醒。又服又灸,至三百壮,鬼邪④去,労病亦瘥。(竇材『扁鵲心書』)
①余:竇材を指す。
②大艾火:大艾炷または,強烈な艾の火で施灸する。
③睡聖散:山茄花・火麻花を研いで生成される。
④鬼邪:亡霊・幽霊。
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