本日は『鍼灸資生経』の医案です。現代風にいうなら,美容鍼灸でしょうか?
旧伝有人年老而顔如童子者。盖毎歳以鼠糞灸臍中一壮故也。予嘗久患溏利①。一夕灸②三七壮。則次日不如厠③。連数夕灸。則数日不如厠。足見経言主泄利不止之験也。(王執中『鍼灸資生経』)
①溏利:大便希薄。
②灸:ここでは,ネズミの糞で臍中に施灸すること。
③不如厠:大便の排出がない。
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