本日は『鍼灸資生経』記載の「狂証」医案をご紹介いたします。
有士人妄語異常。且欲打人。病数月矣。予意其是心疾。為灸百会。百会治心疾故也。又疑是鬼邪。用秦承祖灸鬼邪法。并両手大拇指。用軟帛縄急縛定。当肉甲相接処灸七壮。四処皆着火①而後愈。(灸法見癫邪門。)更有二貴人子。亦有此患。有医僧②亦為灸此穴愈。(王執中『鍼灸資生経』)
【注釈】
①着火:艾火を接触する。
②医僧:医術のできる僧侶。
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