本日は『続名医類案』から「狂証」の医案をご紹介いたします。
韓貽豊①治永和一少年,患風狂,百治不效。其父兄縛送求治②,為針百会二十針。升堂公坐,呼少年前来,命去其縛,予杖者再,杖③卒而醒,問以前事,茫然不知④也。(魏之琇『続名医類案』)
①韓貽豊(かん・いほう):鍼術に精通していた。
②其父兄縛送求治:父親や兄弟が少年を縄で縛って治療を求めてきた。
③杖:木の棒で叩く。
④茫然不知:何が起こったかわからないように,ぼう然としてした。
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