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鍼灸臨床医案【胎毒発瘍】

 2月12日の春節も無事迎えることができました。

 本年も皆様方が健康にお過ごしできますよう,微力ではありますが,尽力できるよう頑張ります。

 さて,年末年始は古い写真整理,そして新著のチェックのため,当ブログは約2ヵ月ぶりの更新になりました。一昨日の春の様な暖かさに,庭の梅が開花しました。例年より1週間位早かったようです。

 それでは引き続き小児疾患の医案をご紹介したします。本日は「胎毒発瘍」になります。小児疾患はあと少しです。

 【胎毒発瘍】

一児五歳。毎至春時。則遍身生膿胞瘡。此胎毒也。予戒用搽薬。恐粉砒硫之毒。乗虚入腹。以胡麻服之而愈。更灸風池血海曲池三里。自此再不発矣。(万全『幼科発揮』)

【注釈】

①胎毒:妊娠期間中の母体の熱毒と関係があることから名付けられた。

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