2021-02-23
2月12日の春節も無事迎えることができました。
本年も皆様方が健康にお過ごしできますよう,微力ではありますが,尽力できるよう頑張ります。
さて,年末年始は古い写真整理,そして新著のチェックのため,当ブログは約2ヵ月ぶりの更新になりました。一昨日の春の様な暖かさに,庭の梅が開花しました。例年より1週間位早かったようです。
それでは引き続き小児疾患の医案をご紹介したします。本日は「胎毒発瘍」になります。小児疾患はあと少しです。
一児五歳。毎至春時。則遍身生膿胞瘡。此胎毒①也。予戒用搽薬。恐粉砒硫之毒。乗虚入腹。以胡麻服之而愈。更灸風池血海曲池三里。自此再不発矣。(万全『幼科発揮』)
①胎毒:妊娠期間中の母体の熱毒と関係があることから名付けられた。