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鍼灸臨床医案【喉痹4】

【喉痹4】

本年初の「鍼灸臨床医案」になります。

それでは陳実功『外科正宗』より「喉痹」の医案をご紹介いたします。

【原文】

一男子素飲火酒,一時咽喉腫閉,口噤舌強,痰涎壅塞,勢頗危急。用針先刺少商二穴,口噤方開;以桐油饯鶏翎探吐稠痰数碗,語声方出。仍用針刺腫上,出紫血鐘許,温湯漱浄,冰硼散搽之,以凉膈散加芒硝,天花粉利去積熱。又以連翹散二剤而安。(陳実功『外科正宗』)

【注釈】

①凉膈散:『太平恵民和剤局方』を出典とする。連翹・大黄・甘草・芒消・梔子・黄芩・薄荷。

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