本日は「痿証」の医案になります。
「痿証」とは肢体の筋脈が弛緩,麻痺,無力となる病証をいいます。
一人身長五尺,因傷酒色①,漸覚肌肉消瘦,予令灸関元三百壮,服保元丹一斤,自後大便滑,小便長,飲食漸加,肌肉漸生,半年如故②。(竇材『扁鵲心書』)
①傷酒色:飲酒と性欲過多。
②如故:本来のようになる。
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