本日は李中梓『医宗必読』に記載のある医案です。関元への施灸で治療しています。李士材とは李中梓のことで,『内経知要』の著者としても有名です。
李士材治呉門周復庵。年近五旬。荒①于酒色。忽然頭痛発熱。医以羗活湯②散之。汗出不止。昏暈不蘇。李灸関元十壮而醒。(李中梓『医宗必読』)
①荒:すさむ。おぼれる。
②羗活湯:羗活勝湿湯。羗活・独活・炙甘草・藁本・川芎・防風・蔓荊子。
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