五器屋堂 鍼灸整骨院・中国語:翻訳/通訳・観光ガイド・書籍
Tel & Fax:0852-23-0720
[ご予約優先] 休診日:水曜/祝日(日曜は予約のみ)

鍼灸臨床医案【灸誤3】

【灸誤3】

本日は『名医類案』より,「灸誤」の医案をご紹介したします。

李東垣が清上瀉火湯で治癒させています。

【灸誤3】

一人,稚年気弱,于気梅三里穴,時灸之。及老成,熱厥頭痛,雖厳冬,喜朔風吹之,其患輒止,少処暖,及近烟火,其痛輒作,此灸之過也。東垣治以清上瀉火湯,尋愈。(江瓘『名医類案』)

【注釈】

①稚年:幼年。

②及老成:老年になって。

③朔風:北風。朔は「北」。

④輒止:すぐに(発作が)止まる。

⑤輒作:すぐに(発作が)起こる。

⑥東垣:李杲(1180~1251)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です