本日は『鍼灸資生経』から,「心気」の医案になります。
「心気」とは,広義には心臓の機能を指し,狭義では心臓の血液循環機能を指します。
古来より,百会は「百病皆主」といわれています。
予①旧患心気。偶睹②陰陽書。有云∶人身有四穴最急応。四百四病皆能治之。百会盖其一也。因灸此穴而心気愈。後閲灸経③。此穴果主心煩驚悸。健忘無心力。自是間或灸之。百病皆主。不特治此数疾而已也。(王執中『鍼灸資生経』)
①予:王執中を指す。
②睹:見る。
③灸経:『黄帝明堂灸経』のこと。
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