本日から「水腫」の医案になります。
まずは『鍼灸資生経』の医案からです。
水分穴の効能は水腫治療にあるとありますが,本穴は小腸の下口に位置します。
有里医②為李生治水腫。以薬飲之。久之不效。以受其延待③之勤。一日忽為灸水分与気海穴。翌早④観面如削矣。信乎水分之能治水腫也。(王執中『鍼灸資生経』)
①水腫:水,水気,水病ともいい,体内に水湿が停留する病証。
②里医:地元の医者。
③延待:招待する。
④翌早:二日目の早朝。
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